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- 2025.11.16
- ダイエット,トレーニング
-
【5分で読める】 巻き肩女子が痩せにくい本当の理由 – 姿勢から紐解く“代謝低下”のメカニズム
◆はじめに:なぜ「巻き肩女子は痩せにくい」のか ◆
「ダイエットしてるのに全然変わらない…」「有酸素も筋トレもしてるのに、なぜか体重も体型も停滞している」「姿勢が悪いのは自覚してるけど、まさか“痩せない原因”になってるとは思わなかった」
Sun UPに来る30〜50代の女性が抱えている悩みのなかで、最も多いのがこの3つ。
そして、その共通点が 巻き肩(+猫背)。巻き肩は単なる姿勢不良の一つ……と思われがちですが、実は「痩せない身体」をつくる最強レベルの“代謝ブレーキ”です。筋トレをしても、食事を整えても、ウォーキングをしても、成果が出にくい背景には 必ず姿勢の崩れが存在します。とくに巻き肩は、呼吸・内臓・筋肉・血流・神経の働きすべてを狂わせるため、代謝が落ちる → 体脂肪が落ちない → 下半身太りが進む → 姿勢がさらに悪化する
という“悪循環”を生み出します。このコラムでは、
- 巻き肩女子がなぜ痩せにくいのか
- どのようなメカニズムで太りやすくなるのか
- どこから改善するべきなのか
- 自宅でできるアプローチ
- Sun UP式・根本改善の考え方
この5つを、姿勢・解剖学・呼吸・運動学の視点から専門的にわかりやすく解説していきます。
あなたがもし「巻き肩」「猫背」「呼吸が浅い」「運動しても痩せない」という悩みを抱えているなら、今日の内容は“人生を変える第一歩”になります。
◆第1章:巻き肩とは何か? – 姿勢不良のようで実は“呼吸不良” ◆
まず「巻き肩」という言葉の定義から整理しましょう。巻き肩とは、肩が体の前方に入り込み、肩甲骨が外側へ開いて固定された状態。
この姿勢は、スマホを見るときのうつむき姿勢、長時間のデスクワーク、肩甲骨を動かさない生活、呼吸が浅い、胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が硬い、背中の筋肉(菱形筋・僧帽筋下部)が弱いなどの複合要因で作られます。しかし、多くの人は気づいていません。巻き肩とは肩の問題ではなく、「呼吸の問題」であることを。肩が前に巻くと胸郭(肋骨のカゴ)が前後に潰れ、肺が膨らむスペースがなくなります。結果、呼吸は浅くなり、脳や筋肉に酸素が十分に供給されない状態が続きます。疲れやすい人、慢性肩こりの人、猫背の人、痩せない人の多くは、例外なく“呼吸が浅い”。巻き肩は 呼吸の質を下げ → 代謝を下げ → 脂肪燃焼効率を下げる
という、痩せない体質に直結する問題なのです。
◆第2章:巻き肩女子が痩せにくい理由① – 呼吸が浅くなる ◆
最も重要なポイントから説明します。人は酸素を使って脂肪を燃やす。呼吸が浅い=脂肪が燃えない。巻き肩により胸郭が潰れると、横隔膜の可動域が小さくなります。横隔膜は呼吸の主役で、ここが動かないと「呼吸の質」が著しく低下。呼吸が浅くなることで、脂肪燃焼が低下、全身の血流が悪化、冷えやむくみが悪化、疲れやすくなる、筋肉の回復が遅くなるこうした“痩せない状態”が固定されます。特に女性は胸郭周りが男性より柔らかく、姿勢が崩れると呼吸の影響が顕著に出るため、巻き肩女子は痩せにくさが加速しやすい。
◆第3章:巻き肩女子が痩せにくい理由② – 内臓が動かなくなる ◆
巻き肩=猫背になりやすい。猫背になると横隔膜は下方向に押され、内臓を圧迫します。すると…胃腸の働き低下、消化不良、便秘、ガスが溜まりやすい、体温低下、肝臓の代謝活動低下 これらが連鎖して 基礎代謝が下がる。内臓の動きが悪いとカロリー消費量が落ち、「食べていないのに太る」を引き起こします。実際、Sun UPでも姿勢を整えたら便通が改善、呼吸改善しただけで体重が落ち始めた、肋骨の位置を直したらむくみが消えた こうした事例が数多くあります。痩せない原因は「食べ過ぎ」より「姿勢で内臓が動いていない」ことが圧倒的に多いのです。
◆第4章:巻き肩女子が痩せにくい理由③ – 体幹が働かない ◆
巻き肩女子は例外なく 体幹(腹圧)が入っていない。肋骨が開き、胸が前に落ちる姿勢だと腹圧が抜けてインナー(横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋)が機能しません。 これにより…トレーニングの効率が悪い、脂肪燃焼しない、ケガしやすい、下腹がぽっこりする、姿勢がさらに悪くなるという悪循環が続きます。「頑張ってるのに痩せない人」が多い理由は、努力が体幹に届いていないからです。体幹が働く姿勢なら、同じ運動でも“倍以上”燃えます。
◆第5章:巻き肩女子が痩せにくい理由④ – 血流が悪くなる ◆
巻き肩は肩甲骨を外側に開かせ、背中の筋肉が弱体化します。すると血流やリンパの流れが滞り、二の腕が太りやすい、肩周りがパンパン、背中のハミ肉が落ちない、むくみやすい、冷え性 といった“女性特有の太りやすさ”が悪化します。さらに血流が悪いと脂肪分解に必要なホルモン(ノルアドレナリン)が届きにくくなる。つまり、“燃やす指令”が出ても現場(脂肪細胞)に届かない。努力してるのに成果が出ないのは、姿勢によってホルモンが働きにくくなっているからなんです
◆第6章:巻き肩女子が痩せにくい理由⑤ – 下半身太りを加速させる ◆
巻き肩になると重心が前にズレます。その結果… 太もも前がパンパン、お尻が垂れる、X脚気味になる、ふくらはぎが太くなる、骨盤の動きが悪くなる
「下半身太り」そのものを作り出します。姿勢が前に潰れると、骨盤が後傾してお尻の筋肉が弱くなり、体を支えるために太もも前が常に働きっぱなし。
結果、下半身に脂肪がつきやすい体質と姿勢が完成してしまう。巻き肩と下半身太りは無関係に見えて、実は骨格の連動でガッツリつながっています。
◆第7章:巻き肩を改善すると痩せやすくなる理由 ◆
巻き肩の改善はリバウンドしないダイエットの“最短ルート”です。なぜなら…
✦ 呼吸が深くなり → 脂肪燃焼が上がる
✦ 内臓が動き → 基礎代謝が上がる
✦ 体幹が入り → 運動効率が上がる
✦ 血流が改善 → 脂肪代謝ホルモンが届く
✦ 下半身の負担が減り → 脂肪が落ちやすい脚に変わる
これらが同時に起こるから。Sun UPでは、“巻き肩から始まる代謝改善”をテーマに整体×トレーニングを提供していますが、多くの女性が最初に姿勢を整えただけで体脂肪が落ち始めます。それぐらい影響が大きい。
◆第8章:Sun UP式「巻き肩改善」の3ステップ ◆
① 胸をゆるめる(大胸筋・小胸筋)
巻き肩は“固い胸の筋肉”が元凶。まずここをほぐさないと始まらない。Sun UPでは呼吸を使いながら胸をゆるめて、肩が勝手に開く状態をつくる。
② 肩甲骨を動かす
肩甲骨が動けば呼吸が広がり、背中の筋肉が使えるようになる。肩甲骨の内転、下制、上方回旋これらの動きが出ると巻き肩が自然に改善していく。
③ 肋骨と骨盤の連動を整える(超重要)
肋骨が締まる → 腹圧が入る → 体幹が働く ここまでできて初めて“痩せ体質”が手に入る。巻き肩改善は“肩を戻す”ではなく“全身の連動を取り戻す”作業。
だからSun UPでは整体 × 姿勢 × トレーニング を同時に行う。
◆第10章:結論 – 巻き肩が治ると痩せ体質になる ◆
巻き肩は見た目の問題ではなく、代謝・呼吸・内臓・血流・体幹すべてに影響する“痩せない根本原因”。逆に言えば、巻き肩を改善すると…
呼吸が深い、疲れにくい、脂肪が燃えやすい、、トレーニングの効率が高い、姿勢が整う、下半身太りが改善、見た目も若返る
“痩せやすさ”と“若さ”を両方手に入れられる。Sun UPが姿勢から整えるダイエットにこだわる理由は、まさにここにあります。
★最後に(Sun UPからのメッセージ)
どれだけ頑張っても痩せない人は、自分を責めなくていい。原因はあなたの根性ではなく「姿勢と呼吸」。
姿勢が変われば未来も変わる。これからも5分で読めるシリーズで、あなたの身体と人生がより良くなるようサポートしていきます。



