【 5分で読める】 痩せたのに太って見える理由は"姿勢"にあった |大阪市の整体×パーソナルSun Up

スマートフォンを操作する手元

BLOG
ブログ

BLOG
ブログ

2025.11.20
ダイエット,トレーニング
【 5分で読める】 痩せたのに太って見える理由は"姿勢"にあった

「痩せたのに変わらない」という女性が増え続けている

「体重は落ちているのに、見た目が変わらないんです」この言葉を、私たちは何百回と聞いてきました。

梅田・中崎町というエリアで、姿勢改善に特化した整体×パーソナルジム「Sun UP」を運営していると、ダイエット目的で来られる女性の多くが同じ悩みを抱えていることに気付きます。

体重計の数字は減っている。食事も気をつけている。運動もサボっていない。なのに、鏡に映る自分の身体が「変わっていないように見える」。この状態は、想像以上に心を削ります。「どうせ私、何をやっても変われないんだ」そう思い込んでしまい、自信を失い、最終的にダイエットそのものをやめてしまう方も少なくありません。ですが断言します。それはあなたの意志が弱いからでも、努力が足りないからでもありません。原因はほとんどの場合、脂肪ではなく“姿勢”です。


体重は「軽さ」ではなく「重さ」でしかない

私たちはいつの間にか、「体重=見た目」だと信じ込んでしまっています。しかし現場で身体を見続けてきた立場から言えば、この考え方はほぼ誤りです。

体重は単に“重さ”を表す数字です。一方で、私たちが「細い」「太い」と感じるのは、身体の厚み、輪郭、重心の位置、関節の角度、筋肉の乗り方です。

同じ体重でも、姿勢が整っている人は軽く見えます。姿勢が崩れている人は重たく見えます。この差は体質でも才能でもなく、日常でどんな姿勢を積み重ねてきたかの結果です。

Sun UPには、体重は軽いのに「太って見える」と悩んで来られる方がたくさんいます。一方で、体重はそれなりにあるのに「細く見られる」方もいます。この違いを生むのが、骨盤・背骨・肋骨・首の角度です。


実際の症例が教えてくれた「見た目の正体」

30代前半の女性。デスクワーク中心で、運動はほぼゼロ。「食事はかなり気をつけているんです。でも下腹だけがどうしても引っ込まないんです」3ヶ月間、食生活を整え、週に2回パーソナルジムに通い、体重は約6kg減少。「……あんまり変わってない」こんなお悩みで体験に来られました

そこで私たちは、体重ではなく“姿勢構造”を細かくチェックしました。骨盤は前方へ傾き、腰の反りは強く、肋骨は前に大きく開いていました。これは典型的な反り腰+リブフレアの状態です。

簡単に言うと、脂肪があるからお腹が出ているのではなく、骨格そのものが「お腹が前に突き出て見えるフレーム」になっていたのです。

アプローチを根本から変えました。「鍛える」ではなく、「整える」。

腸腰筋の緊張を抜き、横隔膜の動きを引き出し、腹横筋と骨盤底筋の感覚を取り戻すトレーニングへ切り替えたのです。

数週間後、彼女は笑いながらこう言いました。

「体重、変わってないのに、“え、めっちゃ痩せた?”って言われました」これが、姿勢が見た目に与える力です。


姿勢が崩れると「脂肪が増えたように見える」理由

反り腰になると、骨盤は前へ倒れ、腰のカーブが強くなります。すると腹筋群が常に引き伸ばされ、うまく力が入らなくなります。

その状態のまま生活するとどうなるか。お腹は脂肪ではなく「構造的に前に出た位置」で固定されます。さらに肋骨が前へ開くと、呼吸は浅くなり、腹圧は抜け、体幹で身体を支えられなくなります。その結果、常に“お腹に力が入らない身体”になります。

これは運動量でも、意志の強さでも変えられません。“姿勢のクセ”が原因だからです。


なぜ姿勢が悪いと、痩せにくい身体になるのか

“ダイエット=カロリー”と考える方は多いですが、それは半分正解で半分間違いです。

姿勢が崩れると、

・筋肉が効率よく働かない

・関節に余計な負担がかかる

・血流が悪くなる

・呼吸が浅くなる

・自律神経が乱れる

こうした状態が同時に進行します。

同じ運動をしても、同じ食事をしても、「痩せやすい身体」と「痩せにくい身体」で結果が変わってしまうのです。



Sun UPが辿り着いた「姿勢から痩せる」という答え

私たちが最初から整体とトレーニングを切り離し「姿勢専門」だったわけではありません。

かつてはダイエットは筋トレ中心食事制限中心有酸素中心と、一般的なジムと同じアプローチをしていました。

しかし、ある時気がつきました。「頑張っている人ほど、結果が出にくい人がいる」という矛盾に。そこで行き着いた答えが、

“まず整えなければ、鍛える意味がない”という結論です。


科学的にも裏付けられる「姿勢と代謝」の関係

近年の研究では、猫背姿勢や前傾姿勢が続くことで、呼吸機能の低下、酸素摂取量の減少、基礎代謝の低下が起こりやすくなることが示唆されています。また、慢性的な筋緊張は血流障害を引き起こし、冷えやむくみ、自律神経の乱れにも関係します。

これは感覚論ではなく、身体の仕組みとして説明できる領域です。


「痩せたい人」ほどハマる思考の落とし穴

多くの方が、「痩せる=我慢すること」だと思い込んでいます。

もっと食事を減らせばいい  もっと運動を増やせばいい  もっとストイックになればいい

しかし、それは“細くなる”のではなく、“削れていく”身体を作ります。削れる身体の先に待っているのは、

老けた顔  落ちたバスト  垂れたヒップ という未来です。


本当に変えるべきは「体重」ではなく「骨格」

体重を減らす前に、整えるべきものがあります。それが骨格の位置です。骨盤が立つ 肋骨が下がる 背骨がしなる 首が本来の位置に戻る

これだけで人の印象は一変します。


変われない人なんて、本当はいない

「どうせ私なんて」「何をしても無理」そう思ってしまう方もいます。でも現場で何百人も見てきて、確信していることがあります。

変われない人なんていません。変わり方を知らなかっただけです。



あなたが今日から変われる小さな第一歩

いきなり全部を変える必要はありません。まずは、自分の姿勢に気づくだけでいい。それだけで身体は変わり始めます。

脂肪を削る前に、自分の身体を責める前に、一度、自分の姿勢に目を向けてみてください。


そこに、あなたが変われなかった本当の理由があります。