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- 2025.10.28
- ダイエット,トレーニング,食事管理
-
うきわ肉・ぽっこりお腹・垂れたお尻 頑張っても落ちない理由
筋トレでも食事制限でも変わらない理由 〜姿勢から整えるボディメイク〜
■ はじめに
「背中の段差が取れない」「お腹だけぽっこり出てる」「お尻が年々下がってきた」30代後半から40代にかけて、こうした体型の変化を感じていませんか?
多くの方が筋トレや食事制限を頑張っても、なかなか思うような結果が出ずに悩まれています。Sun UPにも同じような相談が非常に多く寄せられますが、共通しているのは「やる気もある、努力もしてるのに、形が変わらない」という現実。
では、なぜ結果が出ないのか?その答えは、意外にも「姿勢」にあります。今回は、見た目の変化が止まってしまう原因を“姿勢”の観点から紐解いていきます。
■ 第1章:努力が報われないのは「使えていない筋肉」があるから
人間の身体は、本来バランスよく筋肉を使うようにできています。しかし姿勢が崩れると、ある筋肉は“過剰に働き”、別の筋肉は“休眠状態”になります。たとえば、猫背の人を想像してみてください。
肩が前に出て、背中が丸くなり、骨盤が後ろに傾く——。この状態では、
- 背中の筋肉(広背筋・僧帽筋下部)が使えない
- お腹のインナーマッスル(腹横筋・腸腰筋)が働かない
- お尻の筋肉(大臀筋・中臀筋)が力を発揮できない
結果として、**脂肪が付きやすい「停滞ゾーン」**が生まれるのです。
▶ 背中のうきわ肉
→ 肩甲骨が外に開き、広背筋がサボる。脂肪が背中下部に溜まりやすくなる。
▶ ぽっこりお腹
→ 骨盤が後傾し、腹圧が抜けて内臓が下垂。お腹が前に押し出される。
▶ 垂れ尻
→ 大腿骨が内旋し、お尻の筋肉が“使われない”状態。結果、お尻が下がって平たく見える。
つまり、あなたの体型の悩みは“筋肉がない”のではなく、「筋肉を使えない姿勢」になっていることが根本原因なのです。
■ 第2章:「筋トレだけ」では整わない理由
では、筋トレをすれば解決できるのか?実は、姿勢が歪んだままトレーニングを行っても、間違った筋肉が代わりに働くという代償動作が起こります。
たとえば、ヒップリフトでお尻を鍛えるつもりが、骨盤が後傾していると腰が反り、腰痛だけが残ることもあります。
スクワットも、太ももの前側ばかり使ってしまい、「やればやるほど脚が太くなる」という結果に。
筋肉は使い方を間違えれば、逆に“形を崩す”こともあるのです。姿勢が整っていなければ、筋トレで「効かせたい場所」に正しく刺激が入らず、どれだけ頑張っても“狙った形”には変わりません。Sun UPではまず、**「筋肉を鍛える前に、正しく使える状態を整える」**ことを大切にしています。
それが、整体×トレーニングを組み合わせる理由です。
■ 第3章:「食事制限」も姿勢の影響を受ける
「姿勢」と「食事」は関係ないように思えますが、実は大きく関係しています。姿勢が崩れることで、内臓の働きや代謝が低下し、「燃やせない体」になってしまうのです。猫背で背中が丸くなると、横隔膜が圧迫されて呼吸が浅くなり、交感神経が優位に。これが続くと、内臓の血流が悪くなり、
- 消化不良
- 便秘
- 冷え
- むくみ
といった不調が現れます。
さらに、骨盤後傾による内臓下垂で、腸や胃が押しつぶされ、栄養吸収効率も低下。同じ食事量でも、代謝に回るエネルギーが減ってしまうのです。
「食べてないのに痩せない」「体脂肪だけ落ちない」という人は、まさに姿勢によって代謝のスイッチが切られている状態といえます。
■ 第4章:30代後半からの体は「姿勢のクセ」が固定されやすい
20代の頃は、多少の歪みがあってもすぐに回復できます。しかし30代後半以降は、筋膜・関節・自律神経の柔軟性が落ち、姿勢のクセが固まる時期に入ります。
特にデスクワークやスマホ時間の増加によって、
- 首が前に出る(ストレートネック)
- 背中が丸くなる(猫背)
- 骨盤が寝る(後傾姿勢)
といった崩れが慢性化。
この姿勢では、体幹が働かず、背中・お腹・お尻に“重力の負担”が集まるため、どれだけ運動しても体型の「たるみ」は改善しにくいのです。
■ 第5章:「整えてから鍛える」が最短ルート
Sun UPでは、姿勢改善をベースにした“3ステップアプローチ”を行っています。
① 整体で歪みをリセット
関節や筋膜のねじれを解消し、正しい骨格ラインを取り戻します。これにより、眠っていた筋肉(腹横筋・殿筋群・肩甲下筋など)が再び使える状態に。
② トレーニングで「再教育」
整った姿勢で、使うべき筋肉を再教育。“鍛える”より“目覚めさせる”感覚に近く、フォームを正すだけでシルエットが変わる人も少なくありません。
③ 呼吸・歩行・生活習慣の最適化
正しい姿勢を保つためには、日常動作が大切。Sun UPでは、呼吸・立ち方・座り方・歩き方を一緒に整え、「ジムに来ない時間」も美姿勢をキープできる体に導きます。
■ 第6章:姿勢が整うと、カラダの「重心」が変わる
姿勢を整えることで得られる最大の変化は、重心の位置の変化です。重心が正しい位置に戻ると、身体の負担バランスが変わり、“太って見えるシルエット”が一気に引き締まって見えるようになります。
- 背中の厚みが減る
- 腰のくびれが出る
- お尻がキュッと上がる
- お腹が内側に収まる
これらは脂肪が減ったわけではなく、「筋肉のバランス」が整い、重力に負けない姿勢になった結果です。つまり、姿勢を変えるだけで“見た目−5kg”が可能なのです。
■ 第7章:姿勢改善で得られる「3つの副産物」
1️⃣ 睡眠の質が上がる
呼吸が深くなり、副交感神経が優位に。疲労回復が早まり、ホルモン分泌も正常化。
2️⃣ メンタルが安定する
姿勢が整うことで脳への酸素供給が増え、集中力や幸福感が向上。
3️⃣ リバウンドしにくい
使う筋肉が変わるため、自然と消費カロリーが増え、無理な制限をしなくても体型を維持できる。
ダイエットを「頑張る」ものではなく、「整えば自然と続くもの」に変える。これがSun UPの考える“姿勢からのボディメイク”です。
▪️まとめ 〜姿勢は、努力を結果に変えるスイッチ〜
筋トレも食事も間違っていません。ただ、「順番」が違うだけです。
姿勢を整えることで、これまで報われなかった努力が形として現れ、背中のうきわ肉も、ぽっこりお腹も、垂れたお尻も自然に変わっていきます。
Sun UPでは、整体とトレーニングの両面から、「整える × 鍛える × 習慣化する」アプローチで年齢を理由にしない理想の体をサポートしています。



